このままで大丈夫?不登校生のゲーム依存に対する適切な対処法

不登校生の中には、ゲームに依存する子どももいます。
学校に行かず、毎日のように部屋に閉じこもってゲームをしている子どもの姿を見ると、親としては不安になってしまうかもしれません。
しかし、ゲーム依存は見方によっては必ずしも悪いものであるとはいえません。
ゲームに限らず、学校以外の何かに依存することは、不登校生の誰もが通る道なのです。
不登校生のゲーム依存、その適切な対応についてご紹介します。
- 不登校生がゲームに依存する理由
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家庭にゲーム機があることで、不登校生がゲームに依存してしまうというケースがみられます。
これは、学校に行けない罪悪感や、不登校に対する葛藤やストレスから逃れるためと考えられています。
何かに依存することで、それらの悩みから一時的にでも逃れられるのです。
特にゲームは、潜在的に人間の本能を刺激するものが多く、ストレス解消にもつながります。
それゆえ、バーチャルの世界で次々に狩りが楽しめるゲームに依存してしまうのです。
インターネットを通じて他のユーザーと触れ合えるゲームの場合、自分の存在意義を確かめられます。
「ここには自分の居場所がある」という安心感から、ゲームに依存する不登校生が多くなっていると考えられています。
- ゲーム依存の子どもへの適切な対処法とは
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ゲーム依存は、無理にやめさせようとすると逆効果になります。
依存を克服させるには、自然な形で自分からやめようと思わせることが大切です。
それには、不登校の子どもに対する親の対応も重要です。
そんなゲーム依存する子どもへの適切な対応として、以下のものがあげられます。
■無理に叱らないこと
ゲーム依存する子どもは、無理に叱ってはいけません。
叱ってしまうと、つらい現実から逃れるためにゲームをしている自分を全否定されたと感じ、よりネガティブな気持ちにさせてしまいます。
まずは、本人のつらさを理解することが大切です。
■安心できる居場所を作る
不登校の子どもは、安心できる自分の居場所を求めています。
部屋に閉じこもらなくてもリラックスして過ごせるよう、家の中全体を安心できる場所にしましょう。
■他の趣味を見つける
ゲーム依存を克服させるには、ゲーム以外の趣味を見つけることも大切です。
自然な形でさまざまな提案をし、子どもの興味を奮い立たせてあげましょう。
- 不登校生でも通いやすい学校がある!
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子どもが動物好きの場合、動物と触れ合うことでゲーム依存を克服できるかもしれません。
動物飼育技術学院では、動物に関するさまざまな知識を学ぶことができます。
それらを通して、ゲーム依存だけでなく少しずつ不登校も克服できることが期待できます。
たとえ、はじめは通学するのが難しくても、動物飼育技術学院には不登校生に特化したコースも設けられています。
自分のペースで無理なく学ぶことで、不登校の克服につながります。
つい心配してしまう「依存」。方向性さえ間違えなければ、そのエネルギーは活力に変えられる可能性にあふれています。
不登校でお悩みであれば、動物飼育技術学院で充実した学校生活を送りましょう。