そのほか
2020/12/04
馬の削蹄見学

中々見学する事の無い事になりますが、本校では定期的に馬の爪切りに装蹄師さんにお願いをしています。
自然の馬は外で走ったり歩いたりしながら自然と爪が削られて爪切りの必要がないそうです。
乗馬クラブの馬やどこかで飼われている馬は放牧の時間が決まっていたりするため、爪が削れる頻度が少なく削蹄や装蹄が必要となるそうです。
本校の装蹄師は青森県から毎月、静岡県まで下り、装蹄や削蹄をしながら順番に乗馬クラブや大学、本校のような学校を回りながら青森まで毎月の旅をしているそうです。
爪が伸びてしまうと、歩行が困難となり、足の病気や内臓の病気までもを引き起す大事な場所です。
馬は、人間で言うとつま先で立っており、かかとがつく様になると歩行が困難になったり、歩きづらくなり歩かなくなったりと色々な不具合を生じます。
1年生は初めての体験、見学で大変興味深く見学し、質問していました。
本校には馬の獣医さんやヤギの獣医さん、もちろん小動物の獣医や犬猫の獣医まで沢山の専門分野の先生が出入りしています。様々な分野で専門の知識を学び、将来の飼育員への夢を大きく膨らませ、現実のものとしていきます。
次回の装蹄授業は12月。季節による馬のお話や、体調の事、体の事などを質問していく予定です。